皆様こんにちは!DISCOVERカワスイをご覧頂きありがとうございます。
今年の2月に入社した、動物飼育クルーの中西です。よろしくお願いします。
今回は【W】から始まる、【ワライカワセミ】のご紹介です。
なんで「ワライ」なの?
ライカワセミの特徴でもある鳴き声に、「ワライ」の理由があります。
実は「わはははは」と人間が大笑いしたような独特の鳴き声を発することから、この名前がついたと言われています。かなり大きな声で鳴くことがあるので、最初に聞くとびっくりするかもしれません!
ですが、ワライカワセミは楽しくて鳴いているわけではないんです。何かを警戒しているときや、縄張りを示す時などにこの鳴き声を発します。また、朝方に鳴くことが多いことからオーストラリアでは『アラームバード』と呼ばれることもあります。
(写真は朝の水浴び直後のワライカワセミです)

まるで人間みたい!?
とっても可愛い見た目をしているワライカワセミですが、見た目以外にも可愛いところがあるんです。ワライカワセミは繁殖期になると、オスからメスに食べ物をプレゼントし、メスがそのオスを気に入ったら受け取ります。これを『求愛給餌』と言います。
まるで人間が指輪を渡して行うプロポーズみたいで可愛らしいですよね。

驚きの食性と秘密
ワライカワセミとは可愛い見た目とは裏腹に、昆虫や小さなトカゲ、時にはヘビも食べることがある肉食の動物です!カワスイではコオロギやネズミ、ヒヨコをあげています。
また、餌の食べ方にも驚きのポイントがあるんです。ワライカワセミには歯が生えていないため、くちばしで捕まえた獲物を丸呑みします。抵抗して逃げようとする獲物を逃がさないように、ある行動をします…その行動とは!?
毎週木曜日、日曜日の13:30から10Fオセアニア・アジアゾーンで開催している飼育員解説ではこちらの行動についても紹介しています。その他の曜日でも13:30前後に餌をあげていますので、その時に見ることができるかもしれません!
とっても可愛くて魅力がいっぱいのワライカワセミにぜひ会いに来てください!
皆様のご来館を心よりお待ちしております。

【夏の特別企画展】 探して!触って!森遊び!カブトムシ・クワガタ展

カワスイホールが「森林」に大変身。
人気のヘラクレスオオカブトをはじめ、世界中に生息している全10種約20匹のカブトムシ、クワガタを展示!
「カブトムシふれあい広場」では日本産のカブトムシが放し飼いで展示され、
ふれあいだけでなくお気に入りの個体と一緒に記念撮影をしていただけます。
さらに会場内では「虫取り」をテーマに虫よけスプレー作りや、
フィギュアを使った昆虫採集体験、端材を使用したジオラマ作りのワークショップも体験していただけます。