カワスイ飼育担当クルーの生き物トリビア <新たな魅力A toZ>アマゾン川の闇の帝王!?編 ~ このコラムは、アルファベットのAからZに絡めてカワスイの生きものを紹介していきます。 みなさん、こんにちは!今回ご紹介させていただく生物は<新たな魅力AtoZ>の”B”から始まる生きもの…飼育担当クルーの藤田がお届けさせていただきます。 Bから始まるカワスイの生きものたち 意外とカワスイにはBから始まる生きものはたくさんいます。ブラックコロソマやブルーカンディルなどなど。今回どの生きものを紹介しようかなぁと、向かいに座っていた飼育担当クルーの小山と生きものの名前を出し合っていたところ、この生きものの名前が出たとき、飼育担当クルーの小山の目がギンギラギンに輝いていたので、今回はこちらの生きものをご紹介します! 今回の主役、「ブラックゴースト」 こちらは「ブラックゴースト(学名:Apteronotus albifrons)」。直訳すると“黒い幽霊”。ナイスネーミングセンス! 全体的に黒く、白いラインが尾部と背中にあるのが特徴です。彼らの顔を近くで見るとこんな感じ。 顔だけ見ると、あの某魔法学校の映画に出てくる闇の帝王にちょっぴり似ているような…これがまた、泳ぎ方もそっくりなんです。ヒレをヒラヒラさせ、前に後ろに自由自在。予測できない動きで、俊敏に泳ぎます。 『ブラックゴースト』を愛してやまない 飼育担当クルー 小山さん 実はあの生きものの仲間なんです! そんな、ブラックゴーストは、実はデンキウナギの仲間なんです。デンキウナギと言えば、最大800Vもの電気を出せることで有名です。 みなさん!デンキウナギと仲間ということは、なんとブラックゴーストも電気を発生させることができるんです!デンキウナギが自分の身を守るため、獲物を捕まえるために単発的に強い電気を発生させるのに対し、ブラックゴーストは周りの障害物やエサを探知するため、仲間同士のコミュニケーションを取るため連続的に、私たちが分からないほどの微弱な電気を発生させています。濁っているアマゾン川に生息し、夜行性である彼らは目があまり見えない代わりに電気という“目”に代わるものを獲得したのです。 そんな彼らを展示している水槽をつい先日、掃除をしました! 清掃中は一時的に避難してもらっています。 綺麗になった水槽で泳いでいる“闇の帝王”をぜひ見に来て下さい! そして、ブラックゴーストが大好きになったそこのあなた!朗報です!! デデーン!リアルに再現されたブラックゴーストのぬいぐるみです!こちら、カワスイ オフィシャルショップで販売されています!ぜひ、一家に一匹ブラックゴーストはいかがでしょうか。 飼育担当クルーの藤田さんとブラックゴーストのぬいぐるみそれでは次回をお楽しみに! カワスイ イベントはこちら↓ カワスイ イベントページ 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 ルフロン 10F 電話番号 044-222-3207営業時間 10:00-20:00(最終入館:19:00)