カワスイ飼育担当クルーの生きものトリビア<新たな魅力AtoZ>
まるで恐竜のような グリーンイグアナ編

このコラムは、アルファベットのAからZに絡めてカワスイの生きものを紹介していきます。

みなさん、こんにちは。
今回飼育担当クルー五十棲が、ご紹介させていただく生きものは<新たな魅力AtoZ>の”I”からはじまる生きもの「イグアナ」です。
カワスイでは「グリーンイグアナ」という種類のイグアナを飼育しています。
グリーンイグアナはアメリカ大陸に生息している最大のトカゲの1種で、大きくなると体長2m、体重は5㎏になる大型の爬虫類です。

和名:グリーンイグアナ 英名:Green iguana 学名:Iguana iguana
恐竜を彷彿とさせる背中の棘のようなものは「クレスト」、顎下のヒダのようなものは「デューラップ」と呼ばれています。どちらもメスよりオスのほうが発達するといわれており、威嚇する際はデューラップを広げたりします。
ワイルドな見た目とは裏腹に温厚な性格をしている、実は草食性の爬虫類です。 熱帯雨林の水辺近くに生息している樹上性の生きもので、敵が近づき身の危険を感じたときは水に飛び込んで泳いで逃げるという一面も持ち合わせています。
カワスイでもこのように水に入って、泳いでいる姿を見ることができます。

オス同士は激しい縄張り争い

カワスイでは現在オスのグリーンイグアナを2頭飼育しています。 ともに体長1m、体重はおよそ1.5㎏あります。 グリーンイグアナのオス同士は、激しい縄張り争いを起こしてしまうため同時には展示せず、1週間ごとに交代で展示場に出てきます。

体色をみれば見分けることができます!

非常にそっくりな見た目をしていますが、体色をみれば見分けることができます! 胴体の体色が7:3で黒:緑の個体と、胴体の体色が5:5で黒:緑の個体です。 分からない場合はぜひ近くのクルーに尋ねてみてください!
左:7:3で黒:緑
右:5:5で黒:緑
カワスイにいるグリーンイグアナは幼体のころから飼育しており、動物担当クルーたちが飼育を始めた動物第1号なんです!
写真を見比べていただくと、成長がよくわかると思います。 まだまだ大きくなるので、ぜひカワスイで私たちと一緒に2頭の成長を見守っていただけたら嬉しいです!

生きものたちのオアシス!9F 南アメリカゾーン

グリーンイグアナは
9階南アメリカゾーンに展示しています。

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