カワスイ飼育担当クルーの生きものトリビア<新たな魅力AtoZ>
ん?ボール!? マタコミツオビアルマジロ編

このコラムは、アルファベットのAからZに絡めてカワスイの生きものを紹介していきます。

みなさん、こんにちは!
飼育担当クルーの岡田です。
今回は<新たな魅力AtoZ>の〝M〟で始まる生きものをご紹介していきます。

ん?ボール!?

こちらは『マタコミツオビアルマジロ』という種類のアルマジロです。 生息場所は、南アメリカの熱帯雨林です。 「マタコ」は地名、「ミツオビ」は背中の中央にある帯の数が3本という意味です。
※個体によって2本や4本のことがあるようです。
「アルマジロ」とはスペイン語で“武装した小さなもの”と言う意味です。 背中側は甲羅のようにとても固くなっていますが、これは皮膚が変化したもので、この皮膚は弾丸を跳ね返してしまうほど固いと言われています。 そして、「アルマジロ」と聞くと丸くなるイメージが強いかと思いますが、実は丸くなれるのは約20種類のアルマジロがいる中で「マタコミツオビアルマジロ」と「ミツオビアルマジロ」の2種類だけで、その他のアルマジロは丸くなることが出来ないんです。

カワスイのマタコミツオビアルマジロの紹介(^^)/

カワスイでは2頭のマタコミツオビアルマジロを飼育していて、2頭ともオスで兄弟です。
  • 2017年3月8日生まれ、オスの『ぴん』 兄
  • 場所:アマゾンゾーン (アカアシガメと同じ場所)
  • 性格:好奇心旺盛で自由奔放。 アカアシガメの上に乗ることがあり、カメ達の餌をよく食べています(笑)
  • 2019年3月18日生まれ、オスの『ぽん』 弟
  • 場所:南米エリア(グリーンイグアナ、コモンマーモセットと同じ場所)
  • 性格:人懐っこい。 飼育担当クルーが掃除に入ると長靴にじゃれてくることがあり(掃除が進まない( ゚Д゚)) 触ると気持ちよさそうにしながら頭を押し付けてくることがあります(笑)
アルマジロは自然界でも単独で生活している動物なので、『ぴん』と『ぽん』は兄弟ですが、別々で生活しています。

ご飯はな~に?

自然界では、主に昆虫や果実を食べています。 カワスイであげているご飯は、ミルワーム、コオロギ、リンゴ、バナナ、オレンジ、ブドウ、煮イモ、ニンジン、などを小さくカットして与えています。 アルマジロは夜行性のため、夕方にご飯をあげています。 実は眼があまり良くなく、匂いで餌を探して食べているんですよ。
カワスイのアルマジロ達、昼間はほとんど寝ていますが夕方になると活動し始めます! 『ぽん』はアマゾンナイトに登場しています! 是非、『ぴん』と『ぽん』に会いに夜のカワスイに遊びに来てくださいね!!

9階のアマゾンゾーン・南アメリカゾーンにいるので
ぜひ会いに来てくださいね!!

飼育担当クルーによるエリアガイドツアー

日替わりで、各ゾーンの担当クルーが 生きものや水槽のお話をいたします!
※10Fアフリカゾーンの担当クルーがイベントを担当する場合は「ライオンヘッドシクリッド」がご覧いただけます。

開催時間:17:00~17:20
体験料金:無料
集合場所:9F アグア・ラボ エリア前

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営業時間  10:00-20:00(最終入館:19:00)