今回のコラムでは、カワスイを違った視点からお楽しみいただくべく、「カワスイクルーのお仕事」について紹介いたします。
カワスイクルーのお仕事を知ることで、カワスイや生きものたちの新たな魅力を見つけるきっかけとなると嬉しいです!
カワスイの生きものたちを飼育する飼育担当クルーは、ピラルクやアロワナなどの魚やカエルなどの両生類の飼育を担当するお魚担当クルーと、カピバラやオニオオハシなどの動物や鳥類、イグアナなどの爬虫類を担当する動物担当クルーの2チームに分かれています。それぞれのチームの1日のお仕事を紹介いたします。
~お魚担当クルーのとある1日~
◆水槽点検・水質検査
お魚担当クルーの朝は、水槽点検・水質検査から始まります。
まずは水槽をチェックして回り、生きものたちの体調に変化がないか確認していきます。そして、カワスイにある69個の水槽とバックヤードにある水槽の水質検査を行います。
そして、カワスイにある69個の水槽とバックヤードにある水槽の水質検査を行います。
一つ一つ水温を測って記録しています。
◆水槽のお掃除
水槽の中で、体勢をキープしながら力を込めて水槽をこするのは至難の業。営業時間中にも行っているので、潜水中のクルーを見かけた方はぜひ応援お願いします!
また、バックヤードでは、水槽のろ過槽をきれいにする逆洗作業を行います。ろ過槽の中の砂や機材を洗浄して、適切にろ過ができるようにする大切な作業です。
砂の中には、魚のフンや食べ残した餌から発生する有害なアンモニアを、無害な物質に変える役割を持ったバクテリアが棲みついているので、バクテリアを全て洗い流さないように注意しながら作業を進めていきます。
◆ピラルクのトレーニング
ピラルクのトレーニングは、黄色いマークを棒の先に取り付けた手作りのターゲットを使って行います。
ピラルクの動きをコントロールできるようになるために、ターゲットの黄色いマークにピラルクの口先をつけるトレーニングを繰り返し行います。動きをコントロールすることで、ピラルクの身体を傷つけることなく体長測定を行ったり、治療のために担架に移すなど、ピラルクにとって快適なお世話をすることができるようになります。トレーニングの賜物で、現在ではピラルクとぴったりと息を合わせてスムーズに体長測定や、水中から担架への移動ができるようになってきました。
今回紹介したお仕事以外にもカワスイクルーのお仕事はまだまだたくさんあります。
営業時間中に行っている作業も多いので、生きもののことで質問があったり、聞いてみたいことがあったらお気軽にお声がけください。
次回コラムは、カワスイクルーのお仕事紹介~動物担当クルー編~をお届けします。
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