カワスイ飼育担当クルーの生きものトリビア<新たな魅力AtoZ>個性豊かなアカアシガメ編 みなさんこんにちは! 飼育担当クルーの前田です。今回私が〈新たな魅力AtoZ〉として紹介させていただくのは、『R』から始まる生きもの「アカアシガメ(英名:Red-footeed tortoise)」です。 アカアシガメについて アカアシガメは甲長が最大で51センチほどになる、リクガメ科のカメです。 名前の通り足のウロコが赤く、頭頂部・側頭部に赤、黄、オレンジの斑点があるのが特徴です。 リクガメの中ではペットとして飼いやすく割とポピュラーなアカアシガメですが、生息しているのは南米で、サバンナや雨林などの湿った場所を好みます。 なんと生息地では食用として捕まえられることもあるそうで、乱獲により生息数は減少してしまっています。 植物食の強い雑食性のカメで、野生下では花や果物だけでなく木の葉や根、草、きのこ、動物の死骸なども食べることがあります。 カワスイではペレットと共にリンゴやバナナなどの果物、小松菜やチンゲン菜などの葉物にきのこ、コオロギなども与えています。 どうも好き嫌いがあるようで、お昼ごろ餌の入れ替えをするのですが、大皿に盛られた中から食べたいものを選んで真っ先に食べる様子も見られます。 カワスイのアカアシガメ カワスイには、現在3匹のアカアシガメが暮らしています。 3匹うち2匹にはフレイ、ローズという名前が付けられています。 アカアシガメ フレイ 前足、頭部共に黄色く、ゴツゴツした甲羅が特徴 アカアシガメ ローズ 前足が赤く頭部は黄色、丸い甲羅が特徴 アカアシガメ 前足、頭部共に赤くどちらかと言えば平坦な甲羅をしています 3匹とも同じアカアシガメですが、よく見ると見た目が全く違うことに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実はアカアシガメは亜種が多く、また少しずつではありますが個体差による模様の違いも様々です。なので、カワスイのアカアシガメも皆、それぞれ違った特徴を持っています。 アカアシガメは9階、南アメリカゾーンにて暮らしています。 是非カワスイにご来館いただいた際には、上記特徴を元にどの子なのか判別してみてください! 以上、飼育担当クルーの前田でした。最後までご覧いただきありがとうございました。 皆様のご来館を心よりお待ちしております。 お知らせ カワスイバックヤードツアー&入館チケットプレゼントキャンペーン 期間中、館内設置のエントリーQR(2F入口、4Fシースルーエレベーター横)をルフロンアプリから読み込みで応募完了。 抽選で100名様に、「カワスイバックヤードツアー」「カワスイ来館チケット」をセットでプレゼント! 詳しくはこちら カワスイ イベントページ 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 ルフロン 10F 電話番号 044-222-3207営業時間 10:00-20:00(最終入館:19:00)